雨樋に草が生えてる?八王子市での原因と対処法
雨樋に草が生えてる?放置すると
「雨樋に草が生えてるけど、このままで大丈夫?」と気になっていませんか。
結論からいうと、雨樋から草が伸びている場合は、単に草だけを抜けばよいとは限りません。雨樋の中に落ち葉や土、泥などが蓄積し、植物が育つ環境になっている可能性があります。草が見える状態なら、詰まりや排水不良もあわせて確認することが大切です。
雨樋に草が生えるのはなぜ?
雨樋には、風で運ばれた落ち葉や砂ぼこりが少しずつ入ります。
それらが長期間たまると、湿った土や腐葉土のような状態になり、植物が根を張れる環境になります。特に屋根の近くに庭木がある住宅では、落ち葉が入りやすくなります。
つまり「草が生えたこと」そのものより、「草が育つほど雨樋の中に土や水分が残っていること」が重要なポイントです。
八王子市の気象庁の平年値(1991~2020年)を見ると、年間降水量は1,643.0mm。特に6~10月は月間172.0~264.4mmと降水量が多く、雨樋が正常に排水できる状態を保つことが重要です。
では、草が生えている雨樋は、どこを確認すればよいのでしょうか。
まず確認したい「3つのサイン」
雨樋を地上から確認できる範囲で、次の症状をチェックしてみましょう。
1.雨の日に水があふれる
軒樋(屋根の端に沿って付いている横方向の雨樋)の途中から水が落ちていれば、詰まりや排水不良が考えられます。
2.雨樋がたわんでいる
土や水がたまると重量が増えます。さらに金具の劣化や外れによって勾配(排水のためにつけられた傾き)が狂うと、水が途中に残りやすくなります。
3.竪樋(縦方向の雨樋)から水が流れにくい
軒樋だけでなく、集水器(軒樋と竪樋をつなぐ部分)や竪樋の内部が詰まっている可能性もあります。
ここで注意したいのが、「草を抜けば解決する」という考え方です。
草だけ抜いても直らないことがあります
雨樋から草を抜いても、根の周囲にたまった土や泥が残っていれば、再び詰まる可能性があります。
また、草が生えていることをきっかけに調べてみると、雨樋のひび割れ、継手の外れ、金具の緩み、勾配不良などが見つかるケースもあります。雨樋の水があふれる原因は、詰まりだけとは限りません。
そのため、「草を取る」よりも「なぜ草が生えるほど土や水が残ったのか」を確認することが重要です。
自分で掃除しても大丈夫?
地面から手が届く低い位置の軽いゴミであれば、無理のない範囲で確認できます。
一方、2階の雨樋や屋根に上がる必要がある場合は、自分で作業するのはおすすめできません。雨樋掃除では転落の危険があり、草が生えているほど土が蓄積している場合は、単純な掃除では済まない可能性もあります。
特に「草を引っ張ったら雨樋まで動いた」という場合は、金具や雨樋そのものが劣化している可能性があります。無理に引き抜かず、専門業者に状態を見てもらうほうが安心です。
八王子市で雨樋に草が生えていたら
八王子市では年間を通して雨が降りますが、平年値では夏から秋にかけて降水量が多くなります。草が生えた雨樋をそのままにすると、雨が強く降った際に排水が追いつかず、水があふれる原因になることがあります。
ただし、草が生えているからといって、必ず雨漏りしているとは限りません。
まずは、
- 雨の日に水があふれていないか
- 雨樋がたわんでいないか
- 竪樋へ水が流れているか
- ひび割れや外れがないか
- 雨樋の中に土や泥が大量に残っていないか
を確認しましょう。
「掃除だけで済むのか」「修理が必要なのか」を判断するには、雨樋だけでなく、屋根からの水の流れまで確認することがポイントです。
雨樋に草が生えているのを見つけたら、慌てて抜く必要はありません。まずは現在の状態を確認し、高所作業が必要なら無理をせず専門業者へ相談しましょう。早めに原因を確認しておけば、必要な対処を判断しやすくなります。
